よくある質問やギモンと回答集です。読み進めるための参考にどうぞ。
- 家具固定 に焦点を絞っているのはナゼですか?
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地震時の家具転倒防止対策は、啓蒙活動や呼びかけとして「固定しましょう」と発信しています。
以前は「転倒防止」だったのが、近年は「固定しましょう」と、より頑丈で確実な対策を推進しています。しかしながら、具体的にどのように留めるか等までは「従来どおり」、という一般的な話のままで「各自で」となっています。 具体的は固定方法というのは、「防災」という領域を離れて、単なる「固定方法」として、もっと掘り下げていく必要が有ります。それを「防災」の専門家に任せておくのではなく、各業界関係者で考えていこう、という主旨です。 - 従来からの既存情報が多く、新規性を感じませんが、、参考になるところはどこですか?
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従来からの既存情報ばかり、と思われた方は、このテーマをよく考えておられるのですね。
バラバラとした既存情報や、「出来ない理由」を集めて、整理して、言語化・見える化することで、
絡まったこのテーマの、「次への糸口のヒントになる」 と考えます。
各関係者の方が、真に「やらねば」「これなら出来る」と納得して進めないと、「防災対策だから」という義務感だけでは従来からの「やらされ感」から抜け出せないようにも思っています。
新しく参考になるとすれば、「目指す未来」の記事はいかがでしょうか。
- このテーマや改善策は、省庁に任せておけばいいのでは?
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任せられないから私たちが、という事ではありません。省庁の方や地震や防災の専門家の方々は、各自の立場や視点から進めていってくださっています。 民間や個人の私たち自身も、考えたり、ニーズをまとめたり、声を上げていくことで、よりよい全体像に近づいていけるように思っています。
- 従来から有る転倒防止対策はよくないということでしょうか?
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そんなことはありません。現在の家具転倒防止対策の器具や、やり方を否定しているわけではありません。従来の対策にプラスして、選択肢を広げてはどうか、という考えです。
現在、家具転倒防止対策に満足されてない方や、未だに対策を講じていない方、出来ない方など、まだまだ課題は有る、と思われます。現在の選択肢以外にも、もっと考えてみても良いのでは!?という、主旨です。